こんにちは。
ひろきです。
また、緊急事態宣言が出ましたね。
在宅勤務も増え、働き方について考える機会も多かったのではないでしょうか。
今回、嶋村吉洋氏からそんなアフターコロナの働き方についての考えをお聞きしました。
嶋村氏は私のメンターでもあり、以前特集したこちらのブログでご紹介しております。
契約形態について考える
「これから今以上に正社員の面倒を会社が見切れないようになっていく。そのため契約形態についても考える必要がある。」
と嶋村吉洋氏は言われます。
現に総務省統計局の調査によると年々正規雇用者数は減少し、非正規雇用者数が増加しているのがわかります。
私が今働いている会社では人材部門があり、お客様から要望のある技術者をお客様先に派遣します。
こういった形態の会社はよく見かけます。
プロジェクトによっては、100人規模や1000人規模で人材を人材会社に依頼することもあります。
なぜ、自分の会社の正社員を増員して対応しないのでしょうか...
答えは『リスク』だからです。
IT企業を例にとるとIT企業ではプロジェクト単位で仕事をします。
1000人月必要なこともあれば、100人月のプロジェクトもあります。
7月は1,000人必要だけど、8月は100人で十分ということも多々。
これをピークに合わせて正社員を雇うとしたら、企業としては、8月みたいに100人で十分な時に900人に仕事はないけどお金を払わなければいけない状況が発生します。
こういった無駄をなくすため、企業は、最小限の正社員を雇い、必要なところは人材会社に人を提供してもらうスタイルをとります。
そのため、人材会社が増えています。
今回、コロナにより正社員を雇っていた会社と最小限にしていた会社では企業としてのダメージに違いがあったはず。
こういった経験から、今後は特に正社員の採用をしぶる会社も増えてくると思います。
正社員だけが正解という時代ではなくなってきていますね。
有機的なつながりを創る必要性
正社員として企業と契約でつながることが難しくなっている世の中で今必要となってくるのが、人と人との有機的なつながりだと、嶋村氏は言われます。
有機的なつながりを持つことで、異なる役割や能力を持った人たちが、お互いに相互補完し、目標を達成することができます。
有機的なつながりの必要性については最近よく耳にするようになりましたが、
嶋村吉洋氏は十年以上前から、有機的な人との繋がりに価値を感じられ、人とのコラボレートをプロとしてやってこられました。
その結果、日本人資産家ランキングでも 35位という結果も残されています。
自力をつける必要性(成果報酬が増える時代)
正社員が減っていくこれからは、成果で契約の更新や自分の単価が決まる時代に突入すると嶋村氏は言われます。
終身雇用も崩壊していくというこれからは、正社員だとしても派遣社員・個人事業主でも、成果に応じた給料形態が増えていくと思われます。
そんな状況にも対応できるよう今から自分で稼ぐ力を身につけていくことが大事になってきますね。
アフターコロナは将来を見据えた行動を!
今回嶋村氏にお話をうかがいましたが、コロナ前から大切にされていた話ばかりです。
時代がどう変わっても通用する力や有機的なつながりが必要なのですね。
まだまだ、時間がかかるかもしれませんが徐々にコロナも終息に向かっていくと思います。
だからこそ、考える時間が確保しやすい今のうちに将来を見据えて、働き方について考え、行動していくことが大切です。
◆嶋村吉洋氏 関連
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