こんにちは。
ひろきです。
あっという間に2021年も残り2カ月を切りましたね。
緊急事態も明けて、通常の日常生活に戻りつつある方も多いのではないでしょうか。
今年は外に出れなかった分、家でゆっくり将来のことなど考える機会も多かったはず。
また、せっかく家にいるのだから何かできることはないかとできることを探してる方も多いのではないでしょうか。
過去のことですが、私は空いてる時間に何かできないかと株をやりはじめたことがありました。
今回は株の買い方の概略について、メンターでもあり大株主でもある嶋村吉洋氏にインタビューをさせていただきましたので、ご紹介します。
株(株式)とは!?~会社が資金を出資してくれた人に対して発行する証券~
株(株式)は、会社が資金を出資してくれた人に対して発行する証券です。
株を買った人は株主となり、その会社のオーナーの1人となります。
株主の権利としては、経営参画権、配当請求権、残余財産分配請求権などがあります。
会社は法的に株主のものと定義されています。
そのため、会社側は株主にどれだけ配当するかを決めていく必要があります。
よく聞く株を買うときのポイント
株を買うときのポイントについては多くの情報が雑誌やネットにあります。
いくつかピックアップすると、
1.どんなビジネスかで決める
出資しようとしている会社がどんなビジネスをやっているかで出資する株を選びます
2.売上や利益から決める
出資しようとしている会社の業績は、株を買うための重要な情報となります。
売上、営業利益、経常利益、純利益などから判断していきます。
3.配当金や株主優待で決める
10年ほど前に私が株をやっていた時に一番注力したのはココでした。
配当金がどれくらいなのか、株主優待は何なのかから判断します。
4.自分の予算で買えるかどうか
自分の予算以上に買うことはなかなか厳しいかと思います。
そのため、自分の予算内で買える株なのかどうかは大事なポイントとなってきます。
他にもポイントはたくさんありますが、上述したことは株を買うときの判断基準にする方が多いかと思います。
大株主である嶋村吉洋氏に株の買い方についてインタビュー
ここで、株式会社日本抵抗器製作所の大株主でもある嶋村吉洋氏に株の買い方についてインタビューしてみました。
1.配当がない株は基本的には買わない
「キャピタルゲインしか狙えなくなるため、配当がない株は基本的には買わない」と嶋村氏は仰います。
※キャピタルゲイン:保有している株を売却することによって得られる売買差益
キャピタルゲインを求めている人は、買った株価が高く売れると良いと考えるため、株価が上がることを求めます。
配当を求めている人は、株(株式)を安く買えると良いと考えるため、株価が下がることを求めます。
2.株主のことを考えて配当されているか
会社は法的に株主のものと定義されています。
そのため、その会社の所有者である株主にちゃんと還元されているかが大事です。
・利益のうちの何パーセントを配当しているのか
・毎年どれくらい配当を増やしてるか
・いい時も悪い時も継続して配当しているか
などを考えながら買うそうです。
3.身内や仲間のためになるかどうか
これは株に限らず、多くの会社や株、不動産を買う上で仲間のためになるのかどうかも考えて株など買われているそうです。
お金のメリットデメリットだけではなく、周りの人にとってメリットがあるのかどうかを考えながら投資をやられる姿に感動しました。
株を買う目的や目標金額をしっかり考え株式投資をしよう!
冒頭でも書きましたが、私も以前株を買ったことがあります。
その時はキャピタルゲインや株主優待、よく利用している企業なのかなど浅い考えで株を買っていました。
案の定、途中で欲しい金額と配当のギャップに気付き手放す選択をしました。
そんな経験や、嶋村氏のインタビューから感じることは、
・株を買う目的
・目標金額と期限
・配当で得たいのかキャピタルゲインでも良いのか
・自分だけでなく、周りの人たちのためにもなるか
などをしっかり決めた上で株をはじめることをオススメします。