最近、涼しくなり過ごしやすくなりましたね。
外を歩いていると紅葉を目にすることもあるのではないでしょうか。
紅葉を見てると心が落ち着きますよね。
先日私のメンターの嶋村吉洋氏と話していたところ、オフィスの照明に対してとても強いこだわりを持たれていてました。
照明デザイナーとしてやっていけるのではないか?と思えるほど。
過去に5つの顔シリーズをかかせていただきましたが、今回は第6段ということで照明に関するこだわりについて特集します。
建築関係の父を持つ嶋村氏!幼少期から多くの建築物について勉強した経歴!
嶋村吉洋氏の父親は建築関係の仕事をされていました。
それも相手は富裕層。
そのため子供のころから富裕層の家や古民家などに行くことも多く、行く度に建物について勉強されてこられた経歴をお持ちです。
10代のころは、自分の部屋をお金を掛けずにいかに良い空間に見せるか!にこだわられていました。
実際、良い家具は買うことができず、建物の勉強をする中で、お金をそこまでかけずに空間を変える力があるのが照明だと気が付き、勉強するうちに照明を好きになります。
嶋村氏の現在の照明へのこだわり
東京と大阪の家に同じ家具・同じ電化製品を揃える嶋村氏。
電子レンジもテーブルも椅子も治療用ベッドもすべて東京と大阪で同じものにして頭を使わないようにしている。
有名な話ですが、スティーブ・ジョブスやアメリカのオバマ前大統領、マーク・ザッカーバーグが同じ服をきて、注目を浴びたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。
彼らは日々の決断回数を減らす目的で同じ服を着るようにされています。
嶋村氏の家具についても同様です。
家具には大きなこだわりがない嶋村氏ですが、照明にはとても興味を持たれています。
東京と大阪の家は無駄に数が多い照明の電球を抜いている。
また、引っ越す際は、内覧でまず確認するのが照明!
そんな嶋村氏がお気に入りなのが、六本木の高級ホテル グランドハイアット東京!
グランドハイアット東京のJAZZBarの照明がうっとりするくらい完璧だとか。
ホテルに行っても照明調整はかかしません。
ホテルに着くとまずはホテルの物を一か所に集め、最適な空間をつくります。
その後、Bose のスピーカーを置き、黒とベージュのテープで照明を覆うようにします。
可能であれば、無駄な照明の電球を抜く。
うっすらもれた方が良い場合もあるので、そこはテープで調整。
このような徹底ぶりです。
それほど照明による空間作りは仕事をやる上でも大切だということなんでしょうね。
照明を変えて生活の質を上げよう!
光が人体に及ぼす影響が大きいことは体感がある方も多いのではないでしょうか。
寝るときは電気を消したり、日の光で目が覚めたりと意識していなくても光の影響をとても受けています。
照明に関しても、光色、照度、輝度などによってリラックス効果が生まれたり集中力が生まれたりさまざまな影響が期待できます。
雰囲気によってやる気も変わると思います。
ぜひ、照明によって自分の好きな空間をつくり、
・仕事がはかどりやすい部屋!
・リラックスできる部屋
など用途に合わせた空間をつくり、日々の生活の質を高めてみてはいかがでしょうか。