こんにちは。
ひろきです。
気付けば、今年も残り半分くらいになりました。
あっという間ですよね。
みなさんは、年始に初詣でどんなことをお祈りされましたでしょうか。
健康を願った方も多いのではないでしょうか。
健康といえば、持続的な心と体の健康をあらわす言葉『ウェルビーイング』というのを聞いたことはありますでしょうか。
ウェルビーイングは直訳すると「幸福」。
最近では、単に病気にかかっていない人が健康なのではなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態(well-being)が健康であるといわれています。
今回は、『ウェルビーイング』について特集します。
ウェルビーイングが注目される背景
なぜ、ウェルビーイングが注目されるようになってきたのでしょうか。
それには下記 3点が起因しています。
・「モノ」→「心の豊かさ・体験」への価値観の変化
モノが手に入りずらい時代の時は、モノ自体に価値があり、大切にされてきましたが、
現在ではモノが溢れる時代となっています。
そのため、モノが大切にされる時代から、心の豊かさや体験への価値が高まる時代となってきました。
・働き方改革
政府は、2019年から働き方改革関連法の施行を開始しました。
この法律により、働く一人一人が多様な働き方を選択できるようになりました。
この法律により実際に長時間労働が是正され、副業がオッケーになった会社も増えてきたのは私の周りでも感じます。
・健康経営
この言葉も最近耳にするようになりました。
健康経営は、健康管理を経営的な視点でとらえて、従業員への健康投資をおこない生産性を高めようという取り組みです。
健康経営に関しても私の周りでも、どれくらい歩いたかを報告する必要があるという話もいくつか耳にするようになりました。
企業におけるウェルビーイングの取り組み
ウェルビーイングが推進されると、従業員の幸福度もあがり企業側は、生産性に繋がりその結果、業績アップにつながります。
そのため、ウェルビーイングの取り組みをしている企業も増えてきています。
今回そのうち3社ご紹介します。
◎楽天
楽天は、持続的なチームをつくるために、コレクティブ・ウェルビーイングという概念を独自につくりました。
これは、「仲間」「時間」「空間」という視点でウェルビーイングを考えます。
仲間
最適なチームをつくりために何か工夫できることはないか、チームメンバーが大切にしている価値観を理解しているか?などを考えます。
時間
オン・オフの切り替えやリフレッシュ予定を計画しているかを考え、振り返る時間を確保しているかを考えます。
空間
どのようなツールがあれば能力を最大に発揮できるか、リラックスして心身を休めたり、発想力を豊かにしたりする場所はどこかなどを考えます。
◎味の素
味の素は、「味の素グループで働いていると、自然に健康になる!」をテーマに様々な取り組みをしています。
働いている人が自分の健康状態を管理できる専用ウェブサイトを設置し、面談をし、ヘルスサポートをしています。
◎キヤノン株式会社
キヤノンは創業当初から「健康第一主義」をテーマにしています。
そのため2004年からは禁煙対策を実施。
私の知人もキヤノンで働いていますが確かにこの時期禁煙になったと言っていました。
また、2007年からは睡眠改善の施策を取り入れ充分な睡眠をとるサポートをしています。
ウェルビーイングを大事に心も体も持続的に健康にしていこう!
今回ご紹介したとおり、企業でもウェルビーイングへの取り組みをしています。
ただ、企業にすべてを任せるのではなく、私たち一人一人がウェルビーイングへの意識を高め、日々生活していくのが大切なのかもしれませんね。
私もより一層意識していこうと思います。